塚本元著『中国における国家建設の試み -湖南1919~1921年』
本書は、1919年から21年までの湖南における省レベルの政治を、改革の実行による国家建設の過程としてとらえ、分析したものである。塚本氏の「改革を指向する省エリート」の概念は有用である。pp.103-110.
『アジア研究』第41巻第4号、アジア政経学会