『内務省の歴史社会学』
副田義也編
昭和10年代前半に地方局長を務めた3人の内務官僚、大村清一、坂千秋、挾間茂の地方局を中心とした仕事の様相を論じた。大村においては地方財政調整制度の構想を、坂においては普通選挙法、昭和20年の選挙法改正にいたる選挙制度構想を、挾間においては大正15年、昭和4年の地方制度改正、昭和15年の地方財政制度改正や大政翼賛会との関わりを論じた。
昭和期・地方局官僚の肖像
pp.85~154
東京大学出版会