現実的n-n力とPauli直交条件を用いた9Li+n+n系の三体計算
近年の実験技術の進歩により、中性子雫線近傍の中性子過剰核が多く発見され、原子核の新たな存在様式を示すものとして注目されている。組み替えチャネル結合変分法に直交条件を課すことにより、典型的中性子過剰核11Liを9Li+n+nの三体模型で理論的に解析した。9Li核の励起状態を無視する範囲内では11Liの性質の説明は困難であることを明らかにした。Vol.83, No.6, ppF11-F15
素粒子論研究, 素粒子論グループ 素粒子論研究編集部