集団指導に関する研究 -集団指導の概念枠組みと学生の能動性に焦点をあてて-
本研究では、社会福祉士養成課程における科目「演習」に関する集団指導の意義と本質を明らかにすることを目的とし、1)科目「演習」の目標と内容から集団指導の基準、2)集団指導の概念から集団指導の概念枠組みと特性、3)能動性の概念から能動性の主体と特性を規定し、集団指導の実践が記述されている演習に関する学習指導論文35本を対象に、カリキュラム改訂時期をⅢ期に分け、文献調査を行い、集団指導と学生の能動性の特性、その関係について精査した。No.22/23 p3-20
日本社会福祉教育学会誌