社会福祉士実習における事前指導について、教育現場と実践現場それぞれが求める事前指導のあり方をソーシャルワーク実習研究会で検討した。本研究は、この検討結果を精査し、今後の課題を考察することを目的とする。実践現場側では、知識や技術以上に、実習生の姿勢を重視していた。一方、教育現場側では、実習生が知識や技術を活用し、実習に取り組めるよう指導していた。今後の課題として、この相違部分について、ソーシャルワーク実習研究会で継続して協議を行っていく必要が示唆された。研究は、この検討結果を精査し、今後の課題を考察することを目的とする。
p63-79