国家試験合格に向けた自己理解と学習動機の関係性の検討
福祉専門職の養成教育において、難易度の高い国家資格試験に向けた学習状況について、国家試験模擬試験における各教科目の得点結果についての学習評価と市川による2要因モデルによる学習動機がどのように関連し、自己の学習状況の理解に関係するかを検討した。その結果、特に学習内容についての重要性を志向する学習動機を持つことが、自己理解をすすめ、受験勉強というかなりのモチベーションの維持が必要となる学習について、評価を有効に活用できることを検証した。pp.85~98
城西国際大学紀要第22巻第3号