リボソーム上におけるポリアミンの結合部位を、二価性架橋剤を用い、14C-ポリアミンと結合するリボソーム蛋白を同定することにより分析した。 [14C]SPはS1、3、4、5、7、8、9、15、L1、2、3、5、6、9、13、18、24、27の蛋白と架橋した。[14C]SPDの場合は,上記蛋白に加えて、S2、14、20とL4蛋白が架橋した。このリボソーム蛋白と架橋したポリアミンは、実際はrRNAと相互作用をしており、それに隣接した蛋白に架橋結合したことが判明した。Assembly map上でこれらの蛋白は、殆どがrRNAの3-末端に存在していた。
(共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)