[目的]B-lymphoblastoid cell (BJAB cell)のLPS処理の有無で、CAMがtranslatomeに与える影響を検討した。
[方法]LPS処理したBJAB細胞と処理していないBJAB細胞に対して、それぞれCAM添加又は無添加で72時間培養した後、細胞質を調製しさらに、ショ糖密度勾配法によりpolysome fractionを分取した。全RNAを抽出後、網羅的にmRNA発現を調べた。
[結果]LPS pretreatment を行ったBJAB細胞へCAM添加した場合のみ、炎症に関わる4 pathwayに有意な抑制がみられた。以上より、CAMはLPS処理細胞において特異的に、炎症pathwayを抑制すると予想される。
(共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)