糖鎖を持つラット耳下腺リボヌクレアーゼの検索
日本薬学会第109年会(名古屋)
ウシ耳下腺中には、糖鎖の有無により分子量の異なるアルカリリボヌクレアーゼの存在が知られている。糖修飾とリボヌクレアーゼ活性の関係を明らかにする上で、ラットの耳下腺で同様のリボヌクレアーゼの検索を行った。結果、レクチンカラムに結合し、イオン要求性、基質特異性、至適pH等の性質がウシ耳下腺中の物に類似したリボヌクレアーゼ活性が、ラット耳下腺中に認められた。(共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)