TOP結合因子の細胞質蓄積メカニズムの検討
第8回マクロライド新作用研究会(東京)
ラパマイシン(RPM)によりfree polysomeヘの蓄積が見られたhetergeneous ribonucleoproyrin (hnRNP) C-like/UP2 mRNAは、RPM添加によりC-末端、及び3’-UTR exonの発現が増加する可能性がRT-PCRで示された。また、スピラマイシン(SPM)添加で同タンパクはわずかに、RPMとの併用により顕著に誘導された。さらに、SPMは培養リンパ細胞に対し免疫抑制剤FK506と同等の細胞毒性を示したことから、免疫抑制作用を持つ可能性が考えられた。(共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)