ラパマイシンによるhetero nuclear ribonucleoprotein C-like/unwinding protein 2の細胞質蓄積作用
免疫抑制剤ラパマイシン(RPM)は、terminal oligo pyrimidine (TOP) tract mRNAsの翻訳を特異的に抑制することが報告されているが、どのような仕組みでTOP tractを認識するか明らかでない。マウスリボソームタンパク質L32のTOPエレメントへ特異的に結合するタンパク質因子をhetero nuclear ribonucleoprotein C-like/ unwinding protein 2と同定し、RPMにより細胞質中へ蓄積することを見出した。この細胞質蓄積は核移行の阻害に因ると予想された。vol. 54, Suppl. A pp93~95(共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)
The Japanese Journal of Antibiotics