Rapamycin induces binding activity to the terminal oligo pyrimidine tract of ribosomal protein mRNA in rats
免疫抑制剤ラパマイシン(RPM)は、選択的にterminal oligo pyrimidine (TOP)配列を含んでいるmRNAの翻訳を抑える。TOP mRNAの5'の非翻訳配列(5'-UTR)へ結合する因子は、 RPMに感受性の情報伝達経路により制御されると予想されている。RPM処理により TOP配列を含むRNAに結合する蛋白質の結合活性が、ラット組織の抽出液中で増加した。この活性は、 RPM感受性の経路によるTOP mRNA翻訳抑制の原因かもしれず、RPMの組織特異なTOP mRNAの翻訳抑制の原因であるtransの因子として妥当性のある候補であると考えられる。vol. 402 pp77~83 (共同研究につき本人担当部分の抽出不可能)
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