当日は、残暑厳しいなか、講演の45分以上前からお待ち頂いた積極的な参加者もおられ、総勢29名の参加となりました。
司会進行役の城西国際大学薬草園・吉野ゆう子の演者紹介の後、医薬品の成分あるいは原料として利用されている植物、さらに健康食品に含まれる植物について、その効き目や中毒の危険性について、講演が行われました。
身近な植物を取り上げ、また写真を多用した講演で、参加者からは「判りやすい」との声が寄せられました。植物由来の医薬品には副作用がないと信じていた参加者が多くいらっしゃいましたが、効き目や副作用は人により違って現れるので、自身に良い薬でも安易に人に勧められないことに気付かれた方もいらっしゃいました。 また、講演では「世の中にあふれている薬に対する情報の真否の見分け方」にも触れ、参加者の興味を引きました。