イミダゾールおよび 2-メチルイミダゾールの結合織への残留に関する研究 (2):残留の機序について
日本薬物動態学会第9年会(広島市・広島国際会議場)
日本薬物動態学会
広島市
血管壁における放射能は未変化体に由来するものではなく、代謝物に関係するものと考えられた。また、その結合様式は共有結合と考えられたが、肝代謝酵素P450の誘導は結合織への分布量を低下させた。従って、P450以外の代謝活性化が蓄積に関与していることが推察された。