ケトプロフェン貼付剤の先発医薬品及び後発医薬品の臨床における同等性の検討
小林江梨子、森健二、大原厚祐、篠塚優斗、小川真央、武井千弥、小野寺隆芳、丸宗孝、秋元雅之、佐藤信範
治療条件下で、ケトプロフェンテープ(KP)剤の先発及び後発医薬品からの吸収の同等性評価を目的とし、先発A18名、後発B17名、後発C17名、後発D12名を解析対象とした。貼付時間12時間以上のKP残存率は、後発Dは、先発Aに対し有意に高い値を示したが、後発B又はCは、先発Aとの相違はなかった。後発Dの累積吸収率は、Wagner-Nelson法によるケトプロフェンの累積吸収プロファイルより低い値を示した。
医薬品相互作用研究
医薬品相互作用研究会
47巻
1号