高齢者に対する「発話」促進援助による嚥下機能、生理機能、心理的側面への効果
高齢者の嚥下機能維持・向上を目指して、受動的および能動的な「発話」介入が嚥下機能、生理機能、心理的側面に与える効果を明らかにした。地域高齢者9名にクロスオーバー試験で、受動的「発話」(『朗読』)、能動的「発話」介入の効果を観た。高齢者に対する『朗読』および『昔語り30分』介入は嚥下機能維持・向上ケアモデルとして有用であることが示唆された。
城西国際大学紀要 第27巻 第8号看護学部