Anti-histone H1 autoantibody directly acts on T cells to exert its immunosuppressive activity.
抗ヒストンH1モノクローナル抗体(16G9)が免疫抑制活性を有することが報告されている。本研究では16G9の免疫抑制活性の作用メカニズムを明らかにするために、16G9がT細胞に直接作用することによって免疫抑制が誘導されているかどうか調べた。16G9は細胞増殖、IL2産生を抑制し且つTCR ligationに依存しないT細胞活性化抑制効果を示したことから、TCRシグナル経路よりも下流の経路に作用していることが示唆された。PP.145-150
Animal Cell Technology: Basic & Applied Aspects.15巻