パドルボードエルゴによるニーリングパドル中の上肢運動の特徴 3次元動作分析による競技レベル間比較
日本体育学会 第68回大会静岡大学
共同研究(深山元良、浦田達也、山本真史、植松梓、原怜来、荒木雅信)本研究では、陸上において水上パドリングを模した動作が行えるパドルボードエルゴ(PBエルゴ)を用いたニーリングパドルを分析することにより、キャッチ&プル期からプッシュ期に相当する動作の3次元的な特徴を競技レベル間で比較した。その結果、エリート群はサブエリート群よりもキャッチ&プル期では肩関節の内転および内旋の関節角速度が有意に高く、プッシュ期では肩関節伸展速度が有意に高かった。これらのことから、競技レベル間で動作の違いがあることが明らかとなった。