共同研究(深山元良、足立哲司、山本真史、實宝希祥、荒木雅信
本研究は、パドルボードエルゴによるニーパドリング中の生理応答をライフセービング競技におけるボード種目の競技レベル間で比較することを目的とした。その結果、パドルボードエルゴによる4分間ニーパドリング中の生理的指標は、両群とも時間経過に伴い増加し、ほぼオールアウトに達した運動であった。また、エリート群の最高酸素摂取量(3.07±0.23 L/min)は、サブエリート群(2.50±0.29 L/min)に比べて有意に高かった。したがって、PBエルゴによる4分間ニーパドリング中の最高酸素摂取量は、エリート群がサブエリート群に比べて22.8%高かったことが明らかとなった。
深山元良、足立哲司、山本真史、實宝希祥、荒木雅信