マウス摘出遠位結腸標本における大建中湯の平滑筋収縮作用:ワサビ受容体TRPA1の関与
第33回和漢医薬学会学術大会 (星薬科大学、2016.8.27-28)
[概要] マウス下部消化管の摘出標本において大建中湯は繰り返し惹起される一過性の平滑筋収縮作用を示した。この収縮には筋層のTRPA1チャネルが発現している知覚神経とアセチルコリンの遊離が関与していることが示唆された。また、構成生薬である山椒と乾姜の複合作用であることも見出された。〇島田博文、田嶋公人、浦羽哲平、野間裕記子、並木隆雄、堀江俊治(口頭発表)