マウス麻酔下および覚醒下における各種刺激胃酸分泌に対するヒスタミンH2受容体拮抗薬ラフチジンの効果
第126回日本薬理学会関東部会(北里大学薬学部)
[概要] ラフチジンは、ファモチジンと同様にマウス基礎および刺激酸分泌に対し抑制作用を示したが、ラフチジンの酸分泌抑制効果はファモチジンに比べ若干弱いことが確認された。今回の検討では臨床上で見出されているラフチジンの特徴を再現することができなかった。一方、覚醒下刺激薬に対する酸分泌は麻酔下と同様に主にヒスタミンを介した酸分泌経路であることが明らかとなった。[共同研究] 成暎実、田嶋公人、田口絵理、奥見裕邦、松本健次郎、並木隆雄、堀江俊治 (ポスター発表)