覚醒下マウスにおける大建中湯の胃機能に対する薬理作用―熱感受性TRPV1チャネルとの関連―
第31回和漢医薬学会学術大会(千葉・幕張メッセ)
[概要]覚醒下マウスにおいて、大建中湯は酸分泌の抑制作用を有することが明らかになった。また、その現象は内臓一次知覚神経のTRPV1の興奮とソマトスタチン遊離を介して発現することが示唆された。人参湯も投与量を増やせば大建中湯と同様な酸分泌抑制を現すことが推察された。[共同研究者]奥見裕邦、田嶋公人、橋本和樹、松本健次郎、並木隆雄、堀江俊治(口頭発表)