マウス直腸におけるカプサイシン受容体TRPV1発現神経とセロトニン5-HT3・5-HT4受容体の関係の免疫組織化学的解析
第16回日本神経消化器病学会(東京)
[概要] 免疫組織化学的検討から、直腸におけるTRPV1神経、セロトニンシグナリング、そして、それらの関係の一部が明らかになった。5-HT含有粘膜細胞から遊離されるセロトニンは近接するセロトニン5-HT3受容体、5-HT4受容体発現神経およびTRPV1発現神経に影響を及ぼしていると考えられる。さらに、内在性神経から遊離されるセロトニンもまたTRPV1神経を刺激すると考えられる。[共同研究] 堀江俊治、田嶋公人、松本健次郎(口頭発表)