ワサビ辛味成分であるアリルイソチオシアネート誘起胃粘膜炎症による胃運動減弱モデル動物ー機能性ディスペプシア病態モデル動物の開発へー
田嶋公人、橋本和樹、松本健次郎、堀江俊治
ワサビ辛味成分であるアリルイソチオシアネートは、覚醒下マウス胃運動を低下させることが判明した。また、この現象は既存の胃腸運動改善薬および機能性ディスペプシア治療薬により回復した。これらよりアリルイソチオシアネート投与マウスは胃運動減弱病態モデル動物として利用できることが示唆された。
ULCER RESEARCH
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