“The Origin of Interrogation Marks in the Medieval Manuscripts of Plato’s Republic and Its Significance in the Tradition of Plato’s Dialogues”
(論集所収論文)プラトン『国家』篇の中世主要写本におけるpunctuationの研究として、9世紀に新しく話者の疑問の意図を表すYes-No Questionにつける符号が作られたことを検証し、また同時に、その符号のある箇所の文の意味論的検討において、プラトンの意図的な主張と疑問との曖昧さを許す言語的特徴のあるところに付されていることを明らかにした。
Proceedings of the IX Symposium Platonicum, 2 vols with a supplementary volume, 2010, I 205-210