Hypotheses on the Textual Interrelations of Florentine and Coislian Manuscripts in the Transmission of the Platonic Alcibiades
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デジタル複製写本資料の校合に基づいて、擬プラトン著作『アルキビアデス 1』の本文伝承に関して、フィレンツェ、棚番59.1、85.6、85.9、85.12、4写本、並びに、パリ、コイスリアヌス155番、以上5写本の後代写本について、本文は全て写本Tを祖本文とするが、最初の三写本の本文が、パリ、ギリシア語写本、1808番の本文を祖とするのに対して、残り2写本本文は、双対として、写本T本文を写した、現在失われた写本本文に由来する、以上を仮説として立てる。 pp. 1-12