Hypotheses on the Textual Interrelations of Some Medieval Manuscripts in the Transmission of the Pseudo-Platonic De iusto and De virtute
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デジタル複製写本資料の校合に基づいて、常に一対の作品として伝承されている偽プラトン著作『正義について』並びに『徳について』の本文伝承に関して、パリ、ギリシア語写本1807番が他の写本本文に対して相対的に祖本文をなし、そこから、ヴァチカン、ギリシア語写本1番を祖とする本文群とパリ、ギリシア語写本、1808番を祖とする本文群に分かれるが、後者パリ写本には、祖本文にない伝承が混入している、以上を仮説として立てる。 pp. 13-22