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Basic information
本研究は,介護福祉士養成施設で必修とされている介護実習の評価法の開発を目的としている。本研究では実習生の評価内容を実習指導者(養成校),実習生が共有でき,介護福祉士に必要な実践力を身に付けるための具体的な学びの道筋を示すためのルーブリック評価指標案を作成した。さらに評価方法の妥当性の検証では,介護実習終了後の11施設の実習指導者とその施設で実習を行った実習生22名に対し,従来通りの評価方法による評価と,ルーブリック評価指標案を使用し,同一実習生に対して再度評価を実施して,その結果について平均値及び相関分析を行った。その結果,本研究で開発した介護実習の評価法には一定の妥当性が認められた。 |