介護実習における最終実習段階までに必要な能力評価に対するルーブリック評価の導入と妥当性の検証 介護実習評価指標と介護実習評価の関係
本論の目的は、これまでに本学介護福祉コースで開発してきた、最終実習段階の目標を見通して各実習段階共通で活用できる「介護実習評価指標(案)第2版」のルーブリック評価としての妥当性の検証と改善点を明らかにすることである。検証の結果、一部の評価観点は評価指標と実習評価に有意な相関がみられ、実習学生の能力をどの学生にも同じく測定していること、実習段階によって異なる取り組み課題や学生の個別的な達成度を測定できていることが明らかになった。
「城西国際大学紀要」28巻第3号(福祉総合学部)