第11回日本セルフメディケーション学会誌 p.49
日本だけでなく世界にも目を向け、薬学生・薬剤師に何ができるかを考える国際教育を城西国際大学(JIU)薬学部は2009年から展開している。2011年4月実施の本学薬学生の認知度・満足度調査において、学生の70%近くが国際教育の重要性を認識していた。しかし、自ら英語学習などを行っているかという問いに対しては半数以上が取り組んでいなかった。そこで我々は、2011年4月に薬学教員7名からなる委員会(名称:JIU薬学部国際教育小委員会)を作り英語教育だけはでなく、薬学生に国際言語英語毛の興味と継続的な学習意欲につながる環境醸成を試みた。