凶作常習地域における生存機構の生態史的研究 -津軽の新田地帯を事例として-
森県津軽地方は、藩政期以来の稲作単一耕作地帯だが、近年に至るまでその生産性は極めて低く、人々は北海道などへの出稼ぎにでる生活型を余儀なくされてきた。そのムラ社会は、東北にはめずらしく、自発的で緩やかな結びつきを持ったものであった。pp.1-200
凶作常習地域における生存機構の生態史的研究 -津軽の新田地帯を事例として- 筑波大学大学院環境科学研究科環境科学専攻修士論文(学術修士)