生存機構としての村落社会 -青森県西津軽郡車力村を事例として-
農業の生産性が近年に至るまで極めて低かった青森県津軽地方の人々は、北海道などへの出稼ぎにでる生活型を余儀なくされてきた。そのムラ社会は、その生活型を維持するために極めて柔軟性に富んだものであった。pp.8-18
『村落社会研究』第4号