花きが人間に与える心理的・生理的効果について
花き類の鑑賞が、ヒトの精神、身体面に与える影響について解説した。環境における自然の存在がウオーキング後の疲労回復効果を促進する効果や、花の種類や色によっても心理的・生理的効果に違いがあることを紹介した。例としてキクとバラの鑑賞時を比較すると、キクではバラよりも「緊張-不安」、「疲労」、「混乱」の感情が減少し、より鎮静的な作用を持っていた。一方、最高血圧はバラではキクよりも最大4mmHgほど高く、より興奮的な作用を持っていると考えられた。No.203, p.9
グリーン・ニュース