基礎看護学領域における教授方略の検討に向けた本学1年次学生の学習に関する実態調査
平成26年度4月に入学した看護学部1年生の学習に関する特徴として、①入学後も高校時代と同様の学習形態で学習しており、学習習慣が十分確立されていない、②約7割の学生は暗記中心の学習方法をとっている、③暗記中心の学習方法をとる者ほど、試験の点数が低い、④看護職への志向性が強いほど、課題やレポートをよいものにしようと努力する姿勢が強いことが明らかとなった。これらの結果から、教授活動において、内的動機づけを高めるとともに、学生の主体的学習習慣の確立に向けた取り組みが重要であることが示唆された。アンケート作成、データ収集、分析、執筆
城西国際大学紀要第24巻第8号