臨地実習前後における学生の自我状態の傾向と特徴に関する一考察 ~エゴグラム及び面接から現状分析を行って~
エゴグラムにより臨地実習前後の学生の自我状態の傾向性やその変化について現状分析を行った。その結果、臨地実習が予想以上に学生にとってストレスとなっていること、及び著明なエゴグラムパターンの変化を示した学生の変化の要因として、患者や指導者からの影響以上に実習編成グループの影響が予想外に大きいことがわかった。今後の実習指導内容や方法に示唆を与える貴重な分析結果を得たものと思われる。PP.61~72
「帝京平成短期大学紀要」第10号