提供精子を用いた人工授精(AID)を選択した親のニーズ
第15回日本生殖心理学会・学術集会(東京)
きょうだい関係を配慮し、7割の男女が第2子は第1子と同じ提供者の精子での治療を希望していた。生まれた子へのtellingを8~9割の男女が予定しているが、提供者を特定する情報の開示を求めているのは6割だった。社会に求める支援活動として、7~8割の男女が相談機関の設置や当事者同士の集まりを求めていた。法律や教育の在り方にも言及する人もいた。