旅行者が懸念する「リスク」に関する一考察
日本観光研究学会 第35回全国大会, pp.117-120.(京都外国語大学)
本研究の目的は、海外旅行に行く際の旅行者が懸念するリスクを明らかにすることである。そこで中国人と台湾人を対象に中国語でオンラインアンケートを実施した。その結果、中国人は傷害・暴行やデモをよりリスクと捉えており、現地での状況を気にする傾向にある。一方、台湾人は窃盗・詐欺や余暇活動中の事故をよりリスクと捉えており、旅行中の被害を気にする傾向にある。