客観的臨床能力試験におけるコミュニケーション能力と臨床実習
第46回日本理学療法学術大会 宮崎県
実習前に本学科独自の客観的臨床能力試験(以下OSCE)を実施しており、実施場面のビデオ分析によりコミュニケーション能力の実習への影響を検討した。OSCEにて、コミュニケーション能力に「問題あり」と判断した学生7名、「問題なし」と判断した学生3名を対象としてコミュニケーション分析の手法を用いてビデオ分析した。「問題あり」とされた学生は、モニタリング能力が不十分で一方的な対応になっている特徴がみられ、評価の実技指導にはモニタリング能力の指導の重要性が示唆された。理学療法学38 pOS3-079