客観的臨床能力試験(OSCE)を用いた学生評価と臨床評価実習成績の関連について
客観的臨床能力試験(OSCE)の成績と評価実習成績を比較検討した。対象は,学生37名.OSCE(整形外科疾患)点数と評価実習成績の相関をみた。評価実習で整形外科疾患を担当した群とそれ以外の群の実習成績の平均値を比較した。OSCE点数と実習成績に相関はみられず,評価実習で整形外科疾患を担当した群がそれ以外の群よりも実習成績の平均値は高く,有意差を認めた。学生が担当する疾患のOSCEを経験することで理学療法評価がスムースに行える可能性が示唆された。PP.45~46
『リハビリテーション教育研究』Vol.13