脳波による安静時の脳内神経活動評価の有用性の検討
第6回保健医療学学会(大阪)
fMRIやPETで計測される安静時の脳内神経活動とその機能的連関(DMN)を、脳波により評価可能かを検討した。対象は若年男性22名とし、安静時、計算課題時の脳波を測定した。結果、安静時の脳波で活動する脳領域はfMRIやPETで示される領域と近似していた。また、どうように機能的連関についても内側前頭前野と楔前部の有意な関連が認められた。このことから、脳波によるDMN評価の有用性が示唆された。[共同研究者]大杉紘徳、兒玉隆之、田中芳幸、村田伸