高齢者の主観的な睡眠状態と身体・認知・精神機能との関係
地域在住高齢者264名を対象に主観的な睡眠状態と健康感、満足感を5段階で評価し、身体・精神・認知との相関関係を検討した。結果、主観的な睡眠状態は主観的健康感・満足度、等尺性膝伸展筋力、SF-8、主観的認知症症状、GDS-5との相関を認めた。加齢に伴い身体、精神、認知機能が低下するが、それらには睡眠の質の低下が関連することが示唆された。[共同研究者]大杉紘徳、村田伸、白岩加代子、安彦鉄平、阿波邦彦、窓場勝之、堀江淳
健康支援No.18(1)pp.9-15