ダイレクトストレッチによる関節可動域の変化〜筋硬度と圧痛閾値および伸張痛との関連性〜
第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会 (静岡県静岡市)
関節可動域(ROM)に対するダイレクトストレッチング(DS)の効果について、筋硬度と圧痛閾値,伸張痛の変化の関連性とともに検討した.結果,コントロール条件に比べDS条件はROMが有意に向上し,伸張痛は有意に軽減した.筋硬度と圧痛閾値に有意差は認めなかった.DSのROM増大の効果は,筋硬度や圧痛閾値の変化ではなく,伸張刺激の感覚耐性を増大させることに起因しているものと考えられた.共同研究につき本人担当部分抽出不可能