超音波照射が他動・自動関節可動域と伸張痛に与える影響を検討した。施行条件は,同一被験者に対し,(1)超音波照射あり(US群),(2)超音波照射なし(placebo)群,(3)安静(control群)の3条件を行い比較検討した。結果,US群がplacebo群とcontrol群に比べ照射後20分間において他動・自動関節可動域と伸張痛閾値が増大した。超音波療法は,照射後20分間において関節可動域と伸張痛閾値を増大させる持続効果があることを報告した。
研究計画立案,データ収集,データ解析,統計解析,学会抄録集執筆,研究発表