当院回復期リハ病棟における脳卒中重症例の在宅復帰の条件
第3回京都リハビリテーション医学研究会学術集会(京都府京都市)
回復期リハビリテーション病棟に入院中の脳卒中重症例の在宅復帰の条件を検討した.従属変数に在宅復帰の有無,独立変数は年齢,同居の有無,退棟時下肢Brunnstrom Recovery Stage,退棟時FIM,在院日数とし,2項ロジスティック回帰分析を用いて解析した.結果,同居の有無のみ有意差を認めた.脳卒中重症例の在宅復帰の条件としては機能や日常生活の自立度ではなく同居者の存在が重要であることが示唆された.共同研究につき本人担当部分抽出不可能