装具療法開始前にウェルウォークWW-1000を使用し歩行能力が向上した一症例
第17回日本神経理学療法学会学術大会 (神奈川県横浜市)
今回,長下肢装具(以下KAFO)が完成するまでの期間にウェルウォーク(以下WW)を使用し歩行能力が向上した症例を経験した. KAFOを使用した装具療法では,開始初期から右立脚相の体幹右側屈・左回旋は入棟時と比べ減少し,代償動作が少ない状態で装具療法を開始することが可能であった.本症例では,装具療法を開始する前期間にWWを使用したことにより歩行能力の向上が認められた.