外反母趾に伴った扁平足の足底圧に及ぼす影響
第7回日本運動器理学療法学会学術大会 (岡山県岡山市)
本研究では,扁平足を伴った外反母趾例の足底圧を計測し,扁平足の程度による足底圧の影響について検討した.対象は,外反母趾矯正術を目的として入院した女性15例15足とした.結果として,片脚立位と歩行時の母趾圧において,中等度扁平足群が軽度群と比較し,有意に低値を示した.結論,外反母趾において扁平足が進行すれば歩行時の母趾への負荷が減少し,母趾機能の障害が大きくなることが示唆された.共同研究につき本人担当部分抽出不可能