足関節機能障害に対する歩行神経筋電気刺激が静止立位バランスと歩行能力に及ぼす影響
第27回日本物理療法学会学術大会 (東京都千代田区)
足関節機能障害に対し,歩行神経筋電気刺激を用い,静止立位バランスと歩行能力の変化について検討した.対象は,腰椎変性疾患患者1例である。歩行神経筋電気刺激装置を併用し,歩行中に前脛骨筋の筋収縮を促した.前脛骨筋の筋力増強には至らなかったが、静止立位・歩行能力の向上が認められた.結論,足関節機能障害に対する歩行神経筋電気刺激は,静止立位バランスと歩行能力の向上に有用である可能性が示唆された.共同研究につき本人担当部分抽出不可能