軟部組織硬度計を用いた痙縮筋評価の基礎的研究
組織硬度計を用いた痙縮筋評価の基礎的研究を実施した。対象は,痙性麻痺患者15名および健常成人10名である。組織硬度計による痙縮筋評価の可能性と測定順化時間の必要性を検討し,所要時間合計30分間における筋硬度の変化を確認した。結果,測定時間のどの時点においても患者群の筋硬度は健常成人に比べ高く,さらに痙縮筋の筋硬度評価には一定の順化時間が必要であることを報告した。共同研究につき本人担当部分抽出不可能
生体応用計測 第4巻, PP.43~47