椅子座位前屈位腹筋群収縮の腰椎屈曲可動域改善効果と超音波画像による効果検証
腰痛に対する簡易的かつ効果的な運動療法を開発するため,椅子座位前屈位10秒5回の腹筋群収縮が,腰椎屈曲可動域に与える影響を検討した。結果,超音波画像を用いた腰椎棘突起間距離と立位体前屈距離は介入前後で増大した。椅子座位前屈位10秒5回の腹筋群収縮は腰椎屈曲可動域の増大に有効であり,腰痛症由来の腰椎屈曲可動域制限に対して有効である可能性を報告した。共同研究につき本人担当部分抽出不可能
理学療法 第31巻5号, PP.545~551