経皮的電気神経刺激(TENS)の刺激頻度と刺激強度の違いが圧痛閾値に与える影響を検討した。周波数により低周波数群(3Hz,LF群),中周波数群(30Hz,MF群),高周波数群(100Hz,HF群)に分けて,感覚レベルと運動レベルの2種類の刺激強度のTENSを実施した。LF群とMF群に比べHF群は圧痛閾値がTENS終了直後に高かった。HF群のみ感覚レベルより運動レベルの刺激強度のTENSにおいて圧痛閾値がTENS終了直後に高かった。 TENSによる圧痛閾値の増大は,高周波数・高強度の設定が有効であることを報告した。
共同研究につき本人担当部分抽出不可能